治療について

 心のクリニック

 うつ病・不安障害・パニック障害など、あるいは老人性痴呆、他には統合失調症など、心療内科が担当するものは、時代と共に多様性を増しています。人生の悩みや・不眠症なども対象です。治療としては、相談(カウンセリング)・薬物療法・生活指導・リハビリ活動などがあります。クリニックで行われる面接・治療は原則的に保険診療であり、他の科の取り扱いと同じです。

 家族の方だけの相談も可能です。


 PSW(精神保健福祉士)による相談

 医療費についての問題・さまざまな福祉制度の案内や手続きの説明・慢性期の方についてのリハビリの指導や相談・必要な場合について訪問指導などを行います。精神保健福祉士は一定の経験を経て受験する国家試験の合格によって資格を与えられています。

 精神療法

 的確な状態判断にもとづいて気持ちや考え方の整理を援助するものです。心を支える・気持ちを共感するなどの支持的対応のこともあれば、はっきりと行動を指示して迷いをたちきるように指導する場合もあります。それぞれの方の状態・性格・環境などによって違ってきます。

 薬物療法

 現在の精神医学では、脳や自律神経の働きについて日進月歩の研究がおこなわれています。この成果としての薬物療法はすでに50年の歴史があり、心の病の治療ではすでに確固とした理論と実績が示されています。しかし残念ながら他の科の薬と同程度に副作用が発現することがあります。服薬については医師の説明を聞き注意事項を守る必要があります。

 リハビリ活動

 病気が長引いたり慢性化している場合には、活動性を回復・維持するために、対人関係や作業動作などについてのリハビリ指導(社会復帰指導)が必要となります。これにはグループ参加・デイケア・作業指導などがあります。「精神保健のページかわにし」のサイトも御参考ください。

 性格検査など

 診断や治療を進めるに当たって、その人の考え方や行動様式などを理解することが必要です。割合簡単に判定できる方法もあり、自分自身を知るためにも有用なことがあります。ただし検査で全てが分かるものではありませんから、この結果にこだわることは良くありません。

 脳やホルモンについての検査

 人間の心や精神活動は、脳・中枢神経の働きによっていますから、必要に応じて脳波検査・脳CT・MRIなどが必要です。これらについて連携のある機関で実施します。また甲状腺ホルモンなどの検査が必要の場合がありますが、これらについては血液検査で判定します。

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